偏らないことの大切さ

今日も連載掲載日です。
  
私は前まで
偏っているくらいの人が面白い
なんて思っていました。
  
でもね。
私が歳をとったのか、
そういう人と一緒にいると辛いのです。
  
徹底的に良い人も辛いし
徹底的に悪い人も辛いし
いろいろな成分を含んだ味わい深い人に
やっぱり惹かれるんですね。
  
恋愛も同じで
昔、内館牧子先生のドラマで
愛しすぎなくてよかった
というお話がありました。
当時はあまりピンと来なかったのですが、
今頃になってその意味が腹落ちするというか
ストンと理解できるんですね。
  
主義主張も同じです。
あまり正論ばかり言われると
そんなこと言うとみんな辛くなってどこかへ行ってしまうわ!
と思うし
悪いことが正々堂々と行われると
無秩序か!
と思います。
  
良い塩梅ということを
しみじみと今日は綴った次第です。 
  
清濁併せ呑んだとはよく言いますが
やっぱり私はそういうものになっていきたいんだなと
思ってしまうのです。
  
清流でなくていいんです。
私の一番好きな川は
高校から大学の頃に一人で彷徨い歩いた
幕張副都心を流れる浜田川です。
けっこうトロっとしていましたが、
眺めているだけで、心が落ち着きました。
サイズも私にはちょうど良かった。
  
http://am-our.com/love/321/13036/