与えられるものを待つよりも

人に期待して
与えられなくて
待ち続けて
疲れて
泣いた

そんなこともありました。

私はつくづく子供だったなと思います。

20代のたくさんの時間、そんなことに費やしていたのかもしれません。

人を恨んだり
人を妬んだり

苦しくて汚い言葉を吐いたり
人を傷つけたり

私は酷いことをしてきました。

それに名前をつけるなら痛み。

私の場合、変わるきっかけを作ってくれたのは
「すいか」というドラマと「年下の男」というドラマでした。
どちらも与えられることに期待していた女性が
痛い思いをして成長していくというドラマでした。

当時泣きながら見ていたことを時々思い出します。

人に期待をして待ちくたびれるよりも
自分を変えることで、世界が変わる。
私が受けたメッセージはこれでした。

痛みの経験は人生を奥深くしてくれます。
でも痛みに縛られて、立ち止まってしまったら
とてももったいない。

私達の時間は限られていて
私の中にはとても素晴らしい宝があって
それを掘り返し続けて、
人に与えてあげる。

子供を残す可能性が低い自分にとって
自分の宝物を探して、誰かに伝えていくことが
生まれてきたこの世界に対する恩返しかと思う。

どうか素敵な地球になりますように
私の宝を発掘させてください。