翼をください

行ってしまった。
ヱヴァンゲリヲン・破」3回目です。
今年テレビ版をはじめて観た時はフーンっていう
程度の感想だったのに、
この映画に関してはちょっとした熱狂的ファンみたい。

それくらい良くできているのです。
今の自分の心境にシンクロしているような感じなのです。

翼をください」という歌が一番の盛り上がりのシーンで
使われているのですが、これを一日5回くらいは聞いています。
毎日です。ちょっと気持ち悪いですね。

今の自分も毎日変わりたい気持ちでいっぱいです。
「翼」という字は「羽と異なる」と書いて「翼」なのです。
「羽」は生まれながら、もしくは無自覚に生えるものだけど、
そこに「意志」の力が加わり、
ただの「羽」と異なるものに進化したものこそが「翼」なのです。

そこには自らの可能性を自覚し、それを信じ、
どのようになりたいのか「意志」を込めるというプロセスがあるのです。

シンジ君は使途との対決という特殊環境下で14歳でそのようなプロセスを
経験していますが、
リアルな世界を生きる私は34歳にしてその翼を意識するようになりました。
私も自らの意識でこの世界を羽ばたくことができるのだと信じ始めています。

だから、この話が自分にもシンクロして、何故か涙が出てきてしまうのです。
たぶんスポーツとかを通じて戦うことをやってた人は小さい頃から
こういうことを経験していたんでしょうね。

私はずっと肥満児で帰宅部でそういう戦いから逃げて(except 受験)
きたのでそういう感覚があまり強くなかったのかもしれません。
でも気付いた時が変わり時、私も翼を得るべく毎日鍛錬をしたいと思っています。