見えるもの見えないもの

目に見えるものだけを信じる
という程無粋ではないですが
目に見えないものに振り回されることもあまりありません。
 
夏らしく霊感や幽霊の話ですが、
私にはまったくそういう能力はないです。
 
というより、霊が居ても全然怖くないというのが事実です。
生きている人間の方がよっぽど怖いです。
生き霊飛ばす六条御息所のような人もいっぱいいますし、
実際に足や手を引っ張ったり、悪い噂を流すのも生きている人間です。
 
基本、私は
生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党的な人間なので
死んだら、今生では、はい、さよならと思っています。
思いや念が残ってもせいぜい心霊写真程度で
生きている人間の首を絞めたり、殺したりはしないでしょう。
 
私が怖いのはそのインスピレーションから
生きている人間が頭の中で恐ろしいシーンや場面を作り出し、
注意力が低下したり、おかしな状況に陥ることです。
 
人は自分が見たいと思っていることを見て生きている
 
これは常に私が考えていることで
人間の目には情報の取捨選択能力があり、
なおかつ、些細なことにもフォーカスをあて
クローズアップする機能が付いています。
 
だから、大変申し訳ないのですが
霊的現象については、どこかしらそういうものを
望んでいる人のもとに起こるような気がしてならないのです。
 
でもこんなこという私でも邪悪な空気を感じたり、
好きでない場所はたくさんあったりします。
それはその配置や環境に関わった人間の良くない念や意図を感じるからです。
 
物にも思いは宿る。
目に見えないものですが、それだけは信じています。
 
何が言いたいのかというと
目に見えない幽霊は信じませんが、
目に見えない人間の思いは信じているのです。
 
だから、つまり、
いつだって私を愛してくださいと言いたいのです。
ふふふ。