北の国に惹かれる女

今日、たまたま北のカナリヤたちという映画を見る機会があって、
最初は軽い気持ちで見始めたのですが、
途中から驚く程、心を揺さぶられて、
終始ボロ泣きしました。
やっぱり、北に住む人はとても興味深いです。

北というと北半球においては
より寒冷な地ということで
暖房機器が発達していなかった昔に、そこに住むということは
何かからの逃避、というのが私の貧困なイマジネーションでは
真っ先に浮かびました。

逃げるなら北へ

下手をすると死ぬような寒さの所への居住というのは
とても深い理由があるように思えてなりません。

そこに住み続けるというのは
故郷だからというのを超えた
意地や哀しみがあるのです。

そして哀しみの分、愛もそこにあるのです。
とにかく千葉育ちの私からすると濃いのです。
感情の濃度が。

内容は見てみてください。

私は雪と寒さが人間に与える影響というのを
あらためて考えさせられました。
以前は大阪に話術留学してみたいと思っていましたが、
今は断然北国で一年を過ごしてみたい私です。

後はペルーにも。

人生って思ったより時間が無いのですね。