しあわせ芝居

エアというとエアギターとかエアあややはるな愛先輩)などありますが
エア(空)というのは奥が深いです。
  
私は大きい声を出すのがしんどい時に
口パクで対応するエア営業、エア接客
という悪質な技を覚えましたが
じゃあ本当のことに中身があるのか?
といわれるとそうでもないような気がして
じゃあリアルって何だ?
エアの反対って何だ?
  
なんてそんなことに悩んだりしています。
  
洒脱なやりとりというのはエアが多いわけで
私のよくいく店のママはついに「エアシャンパン」という技を生み出し
シャンパンを入れたつもりでお金だけ巻き上げようとする
かなりお洒落で悪質なことをしようとします。
おっかないけど面白いですね。
  
私生活でも
ふと気が付くとエアにすり替わっていることが増えたかもしれません。
HPの旅行サイトやテレビの旅行番組を見て「エア旅行」
恋愛の歌を聴いたり、本を読んだり、映画を見てを「エア恋愛」  
そんなことを考えている時に
うっかりと桜田淳子さんの「しあわせ芝居」なんて聞くと
切なさがなぜかとまらなくなります。
  
私は中三トリオのなかで、一番桜田淳子さんが好きでした。
復活したとのことで、うれしい限りです。
信条と舞台は別物だと私は考えています。
彼女の芸事に対する真面目さを愛していました。
  
私は淳子さんを見ると自分が不真面目だなぁと反省します。
でもその反省も上っ面だけの反省「エア反省」になっているのかもと
時々自信がなくなります。
でも、自信満々にリアルだけを生きていくのも
性に合いません。
  
リアルとエアの間を行ったりきたりしながら
私は生きていくのだなぁと、最近つくづく思います。