高難度女装アスリート

昨日、「”櫻井有吉アブナイ夜会”ナビ」
をご覧いただいた皆様、ありがとうございます。
  
ドリューさんと3時間、不毛な恋愛トークは続いたとありましたが
確かにカメラが回っている時間だけで
3時間くらいありました。途中でテープ交換もされていましたし。
それで使う時間は3分。なかなか厳しい世界ですね。
  
でもテレビのお仕事というのは
貴重な公共の電波をつかってのもので
作り手や演者の思いだけで動くものではありません。
  
だから今回は民法のテレビ局のカメラが回っている前で
緊張感ある中で質問をされて、それに本気で答えていくという
作業ができただけでも良かったなと思っています。
  
質問に答えながら、伝えるために思考を張りめぐらせているうちに
頭の中が整理されて、いろいろな考えがクリアになっていきました。
終わった後は清々しささえ覚えたくらいです。
そう考えると有意義な時間だったなと思います。
  
数少ない使われた中で
私が「高難度女装アスリート」という言葉を使ったところだけ
今日は説明したいと思います。
  
今回、私が恋も愛も遥か遠くに離れ、
浅田真央さんの活躍をチェックすることだけが
今の生活の支えになっているということを
お話することになっていたので、
なぜ浅田さんにこんなに魅かれるのかということを
わかりやすく説明する必要がありました。
  
そこで私と浅田さんの共通項を探してみようと思ったところ
  
浅田さん=高難度3回転ジャンプに挑むアスリート
私   =高難度女装に挑むアスリート
  
ということで「高難度への挑戦」
という共通項を思い浮かべました。
浅田さんの
周囲が安全策を取る中で、難しいジャンプに挑み続けるところは
とても男らしく
(女性なのにこの表現はおかしいとは思いますが、私は彼女を「漢」だと思っています。)
私は性別や容姿を問わず「雄々しさ」ラブな人間なので、
彼女の男性的なところに魅かれるのだと思いました。
  
そして、私も女装という男にしかできない遊びで
男性性を強く残しながら、女装を成立させようとする
高難度女装に挑むアスリートだなと思いました。
  
誤解を生みたくないのですが
ニューハーフさんや女性らしい女装さんが
低難度だということではないです。
それぞれのベクトルでいろいろな難度があると思います。
  
私の場合は自分の心と体の乖離で悩むこともなく、
おっさんであるという部分も相当気に入ってますので、
おっさんを残しつつ女装をしたいのです。
  
おっさんを抱えたまま
誰よりも女性的なものになろうとする難解な取り組みに
私のアスリートとしての気概、心意気、矜持が詰まっています。
   
二人の共通項はわが道を行くところ。
  
私の場合は「変態」の一言で処理されることが多いので、
そうじゃなくて挑戦してるんだよ!ということを
伝えたくてアスリートという表現を使いました。
  
くだらない言葉遊びと思われていることも
これだけ無駄な思考を張り巡らせた結果ということが
面白いですね。
  
簡単にいうと私は頭がおかしいのです。
ほほほ。