万人に好かれることはない

人の話に耳を傾けるというのは大切だとは思いますが
それは目の前の人であったり、仕事であったり、
友人であったり、家族であったり、自分に直接関わりのある人に
対象を限った話です。
  
人の話に耳を傾け過ぎると
わけのわからないものになってしまうのです。
 
なぜなら
たとえば一般的に
物凄く当たり障りの無い言葉とされる
「争いごとは良くない!」
「みんなお元気で!」
「今日は良い天気ですね!」
でさへ、それが差し障るという人がいるのですから。
  
・争いごとは良くない!
 →あいまいなままで我慢しながら暮らすより、表面化させた方が良い!
・みんなお元気で!
 →私は体調悪いですが何か?
・今日は良い天気ですね
 →良い天気って晴れてりゃそれでいいのか?雨だって必要だろ!
  
まあ、私の乏しい脳内野党からの発想でも
すぐにこのくらいの野次は飛ばせます。
  
ましてや、手前の主義主張を広く一般に通そうものなら
いろいろな意見は言われます。
そのひとつひとつに耳を傾けていくと
結局は主義も主張もなくなり、
その人が居なかったことと同じになります。
  
私に限ってのことですが
居なかったこと、無かったとされることについては
非常に堪えます。反論を受けるより堪えます。
  
だから私はささやかに主張をし続けるのかもしれません。
  
蓼食う虫も好き好き  
という言葉ではないですが
  
女装せずに居られないバカも居る
  
程度に軽く流してもらえないかなと思います。
私も自分に被害が及ばない限りは
 
そうせずに居られないバカも居る
  
程度に軽く流しながら生きるようにします。
  
知らない人からの賛否両論に一喜一憂というのは
今までもしてきませんでしたが、
これからもしないようにしようと改めて思った梅雨の空の下でした。