虚言と冗談の境界線

学歴詐称の件、
皆さん、よっぽど楽しいのでしょうか。盛り上がっていますね。
メラビアンの法則というのを持ち出してくる人も多いですね。
見た目が7割、話し方(声)2割、内容1割くらいだったかしら。
私もこれはだいたい当たっていると思っていました。
たしかに見た目が良くて、話し方が上手だったら騙されますね。
私は最初からこの人苦手だったんですけど。
  
まあ悪いことですし、
場合によっては詐欺なので、法に触れるかもしれませんが、
それは適正に手続されれば良いと思います。
  
私が興味関心があるのは詐称、虚言を言う人の心理です。
新宿二丁目もけっこうな量の詐称、虚言がはびこっています。
私も何人か、そういう人を知っています。
悪い人ではありません。多分本人も嘘をつくうちに
嘘を信じ込んでしまったのかもしれません。
  
私も嘘はつきます。大人ですから。
時々自分はフランス人とかミラノ出身とか言ったりします。
でもそれは冗談の範囲でバレたら本当にカッコ悪い嘘は、
そのダメージが大きそうなのでつきません。
境界線を越えてしまう人はそのダメージを超えても嘘をつかなければならない事情や
嘘依存などの症状があるのかもしれません。
  
もしかすると冗談と虚言というのは隣り合わせなのかもしれません。
かといって冗談を言うのをやめろと言われたら、
私は生きる意味を失ってしまうでしょう。
  
月並ですが、その境界線というのを日々意識しなければいけないな
と今回の件で思いました。
で、嘘をつくにも笑える嘘かどうかというのが大事だなと思いました。
笑いって判断基準としても大切ですね。
いろいろ勉強になります。ふふふ。