自分の最良のコーチは自分

自分が人にモノをいう時を考えるとよく分かると思いますが、
人はそれぞれの立場でモノを言います。

だから誰かの言うことに盲目的に従うことをしてはいけない。

そんなことに気がついたのは32歳くらいからです。

おせぇよ。

って感じですが、ある意味素直。ある意味優等生。
ある意味典型的日本人でした。

だって、22・3歳までそれでうまく行ってたんだもん。

それまでは上司の言うこと、お客さんのいうこと、
周りの言うことを素直に聞き入れるか、拒絶するかの
どちらかしか選択肢がありませんでした。

ある意味自分を信用していなかったからかもしれません。

自由奔放に育った自分はいろいろな意味で常識知らずで、
世間知らずで、たくさん挫折したので、
自分を疑っていたからかもしれません。

でも、最近は思います。

自分を本当に動かすことができるのは自分だけ。
駄目でも死ぬまで自分と付き合っていかなくてはならない。
それだったら、自分と向き合って育てよう。

それから自分に投資をするようになり、
人から聞いた話も必ず咀嚼という課程が必要なことを学び、
自分の心の声と向き合って、その声と相談しながら日々を過ごしている感じです。

20代の頃は自分との対話というものが恥ずかしかったところがたくさんありました。
自分と向き合うなんて、もう一緒にいるじゃんとか思っていました。
でも自分に向き合わなければ、自分の方向を決めることはできないのです。

誰かに導かれることだけを待っていては
自分の幸せはやってこないのです。

しょっぱいな。

だからといって周りの意見を聞かないというのはなしです。
周りの意見は自分の意見を写す鏡にもなったり、
参考にはなったりします。でも鵜呑みにしてはだめ。
最後には自分が指示をくだす。

そんなことを考えるようになりました。