死に方を考える

って
私、別に今死にたいとかそういうことではないですよ。
まだ死にたくありません。遣り残したことがいっぱいあり過ぎて。

今日はまた「グラン・トリノ」を観てきちゃいました。
私、好きな映画は2回以上足を運ぶのです。

改めて良い映画でした。今日も泣いちゃったし。

何に心を動かされるのかなと とても考えたのですが、
結論としては死に方を考えろ!そして十分に生きろ!っていう
メッセージが伝わってくるから感動するんだろうなと思った。

死を意識するというと
マイナスイメージで捕らえがちだが、
避けられないものであり、
どうやって死ぬかというのは常々考えておかなければならないことだ。

死に方を考えることによって、生き方がはっきりする。

ただ、
最近のケータイ小説などである不治の病で死ぬというパターンの話。
あれはどうしても好きになれない。

病気というのも死を意識させるものだが、
その不可抗力にカタルシスを見出すのは
私には馴染まない。

せめて病気の話なら、そこからどう生きるのかを描いた話でなければ
お話にならない。

十分に生きる!笑い!泣き!怒り!喜び!楽しむ!
そして死ぬ。
人との摩擦に苦しむ。自分のコンプレックスに苦しむ。
それでも生きる。考えを変える。新しい価値観を取り入れる。
自分が変わる。成長する。そして死ぬ。
そういう話が好きだ。

女装でも一生懸命生きている女として生きていたい。
そして願わくば実人生でもそういう風に生きてみたい。

それがライフってものなんじゃないかと思っている。