三ちゃん女装

三ちゃん農業というのを昔、社会科の時間に習ったのを覚えています。
父ちゃんは出稼ぎもしくは定職に就き、じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんメインで
農業をやっていく兼業農家のことだったように思います。

一昨日、とあるお仕事でたくさんの女装と会う機会があり、
私と女装ということを改めて考えさせられました。
そして考えた結果、私の女装はこの三ちゃん農業に近いなと思いました。

私の中には大まかに言うと
女性的部分・・・ばあちゃん、かあちゃん、ねえちゃん
男性的部分・・・じいちゃん、とうちゃん、にいちゃん
という要素があり、体はにいちゃんから父ちゃんですが
行動、考え方については女性的部分が多いなぁと。

なので私は男性という性別に属しながらも
普段わりと押さえられている
ばあちゃん、かあちゃん、ねえちゃんの要素の発露として
女装をしているのかなぁと思いました。

一日中100%女性という志向も思考もありませんし、
じいちゃん、とうちゃん、にいちゃんという要素も
それなりに愛すべきものとして、とっておきたいのです。

欲張りと言われたらその通りかもしれませんが
多様性の体現とも言える状態です。

いろいろあって良いということを表現したい。
私があまりメリットもないのに女装を続けるのは
そういう欲求がふつふつとあり続けるからなのかもしれません。