ぬか喜びも喜びとして糧にする
私は大人になってから褒められるのが苦手でした。
それはある日気がついてしまったからです、
世の中の意地悪な人達は、
人をぬか喜びさせて、陰で笑って、
調子に乗ったところで足をすくおうとすると。
幸せは隠した方が良い。
才能は隠した方が良い。
調子に乗らない方が良い。
自分を戒め、自分に制限をかけました。
その状態に慣れると
今度は同じことを周りに押し付けようとする自分が現れました。
ぬか喜びをさせて足をすくおうとする自分。
調子に乗っている人の荒を探す自分。
で、結局手元に何が残ったのかというと
虚しさ、卑屈さ、孤独。
だから私は今は思います。
道化でいいじゃん。
調子にのっていいじゃん。
力を発揮すればいいじゃん。
糠(ぬか)だって
小さくて取るに足りない頼りないものだと思われていたけど
栄養価はめちゃめちゃ高いって科学は実証してくれた。
糠を食らおう。
もっとぬか喜びをしよう。
それも自分の糧にしよう。
まずはそこから始めたいと思った36歳の冬の夜でした。
暖かくしてお過ごしください。