北へ向かう女

先日夏休みで北海道に行ってまいりました。
北海道といえば
ブルーオーシャンを行く女 http://d.hatena.ne.jp/nikuyo/20120217
という記事で書いたことのあるキジカナこと木嶋佳苗被告を産んだ土地です。
その後佐野眞一さんと北原みのりさんのキジカナ本を読破し、
改めて北海道について詳しく考察する必要がある、と思い行ってまいりました。
 
キジカナを産んだ別海町
やっぱり北海道の中でも別枠の遠さなので今回は残念ながら行けなかったのですが、
私の好きな中島みゆきさんや安住紳一郎さんを輩出した帯広には行ってきました。
そして二人が通った帯広柏葉高校を視察し、
中島さんの実家の産婦人科があった場所を視察してきました。
夜はバーに潜入し、現地の人々の会話を盗み聞きしました。
 
今回の旅行は旅行というよりフィールドワークといった趣が強かったです。
 
というか、そもそも私の旅行はだいたいフィールドワーク的な要素が強いのです。
事前に妄想を高めておいて、現地に行って観察し、考察する。
 
そして、今回の旅行でも現地の空気に触れ、
車窓を眺めながらいろいろ気付きがありました。
長くなるので、おいおいここでも書いていきます。
帯広神社や北海道神宮開拓神社なども行き、
北海道の開拓魂についても触れる機会がたくさんありました。
 
そのフィールドワークの後に、札幌市内で
トワエモアの唄う「虹と雪のバラード」を聞くと
全国から集まってきた屯田兵開拓使の皆さんが
何もないところから、熱心に開発していった街で
オリンピックまで開いたんだと思い、急に涙してしまい、
不覚にも泣きながら街を歩いたりもしました。
南三条あたりでは泣きながら走ったりもしました。
 
キモイですね。
 
あと、おまけというかついに今回、私、個人旅行なのに旅先で女装をしました。
お友達のミッツさん、和恵さん、メイリーさんが
ちょうど星屑スキャットのキャンペーンで札幌を訪れているということで、
夜中のゲイイベントに押しかけ女装をしました。
札幌のクイーンさん達とも交流が図れてとても良い思い出もできました。
 
意外と女装荷物がコンパクトにまとめられるということも気付いてしまったため、
旅先女装、またやってしまいそうです。そしてケープのスプレーが
帰りの飛行機の荷物検査でひっかかり、女装道具の入ったカバンを
たくさんの人に見られながら、開けたというのも感慨深い思い出です。
 
次はあなたの住む町にふらりと旅をするかもしれません。
町で見かけたら、生温かい目で見守ってください。
ほほほ。