ギリギリレディー

最近、私は自分がギリギリの状態がけっこう好きなのだということに
気がつきました。ギリギリガールズといきたいところですが、
ガールではなく成熟したメスですのでレディーで。
 
昔から時間に関する感覚が甘く、
ギリギリまで何かをするというのが癖でした。
南の島の人の感覚のようにゆったりとのんびりして遅れるのではなく
ギリギリで遅れそうになるということが結構あります。
 
ギリギリアウト、ギリギリセーフ、
痛い目にもあっているはずなのに、
私は何度もギリギリを繰り返します。
 
女装に関してもギリギリです。
ギリギリ女装。いろんな意味でです。
放送コード、化粧、衣装、体型、男性ホルモン
もう少しやると突き抜けたものかもしれませんが
ギリギリを狙う自分がいます。
 
たぶん実生活でもそう。
ギリギリ社会人、ギリギリ正常
  
余裕があってやった方が良いに決まっているのに
ギリギリを選ぶというのは
私がギリギリが好きだからなのです。
運次第でどうにかなってしまうという状況が
好きなのです。
 
そういえば、ドキドキ感の心地よさみたいなものを
私は時々思います。
腰から御尻に掛けてのラインになんともいえない甘ったるさを感じ、
膝の力が急に抜ける。
 
ギリギリしている時は
ドーパミンやアドレナリンが出ていて、
それが私を走らせているのではないかと思います。
アドレナリンは毒性もあるのでほどほどにしなくてはですね。

自分はいつもギリギリだという緊張感が
私をかえって安定させているような気もします。
 
余裕を持つのが大事だと思ったこともありましたが、
今の私はギリギリレディーです。
あなたとギリギリしてみたい。
ほほほ。