ふたつでセット

以前も記事で書いたかもしれませんが、
私は竹内まりや先輩の「幸せのものさし」という曲がとても好きです。
その中の一節の「自由と孤独はふたつでセット」という部分が特に沁みる部分なのですが
世の中は「ふたつでセット」というものがたくさんあるなと最近しみじみと思います。
 
光と影
喜劇と悲劇
出会いと別れ
生と死
愛と憎しみ
 
表裏一体と表現しても良いのかもしれませんが
片面だけでなく、その裏にあるものに触れることができた時
私は心が打たれるのだなと思います。
 
先日、機会があって松任谷由実さんの帝国劇場の公演を見せていただきました。
私は高校生の頃からはディープな中島みゆきさんのファンになりましたが
実は中学生の頃からずっと松任谷由実さんのファンでもあったのです。
よくお二方は対照的だと言われていますが、先日の公演を拝見して
その違いがよくわかりました。
 
中島みゆきさんは
闇を纏った光
松任谷由実さんは
光を纏った闇
 
どちらかというと松任谷さんが光でみゆきさんが闇と捉えられていますが
私にはみゆきさんは北の国の人特有の根明が垣間見え
松任谷さんは東京の人特有の繊細な心の闇が垣間見え
 
だから二人ともセットで好きなのだということに
気付いて、その例えをまりやさんの歌詞で例えるという
気持ちの悪いことをしてみました。
三人とも敬愛しているんですよ。ほほほ。