敬語はセクシー

敬語というのは何処となくセクシーなものだなと
最近よく感じます。
 
相手を敬う言葉遣いをする
というのが敬語であるかと思いますが
相手を立てて、相手を愛しみ、相手を喜ばせる
何か、おかしな行為を想像してしまいます。
 
そして、敬語は相手に服従するMっ気のある言葉のように捉えられますが
この言葉使ってれば喜ぶんだろっ!こういう風に言われたいんだろっ!
というSっ気溢れる言葉でもあるのです。
 
意志と知識を使って能動的に言葉を選んで
相手の気持ちをくすぐる。
会話というのも一つのプレイだと思うと
グッと気持ちが盛り上がってきますね。
 
でも、こう言えば喜ぶんでしょっ!という気持ちがあまり前面に出ると
それは慇懃(いんぎん)という捉え方をされます。
慇懃は相手の気持ちを萎えさせます。
私も昔、先輩女装のマーガレットさんに
「あんたらは腰は低いが頭が高い」
と怒られたことがありますが、それはきっと私の敬語プレイが
下手だと注意をされたのだろうと今は思います。
 
敬語という美しい日本の言葉遊びがこの先も続いていくことを
願ってやみません。
 
さて、敬語のおまけですが
私は最近丁寧語で興奮してしまいます。
お豆、お稲荷、おまんじゅう、お米など広く
一般的に言われている言葉はもちろん、
勝手に「お」をつけて丁寧にして盛り上がります。
「おマラソン」「おなまこ」「おちんとんしゃん」
 
重病です。