言いかけた言葉 無理に飲み込むくせ

私の持論に
女の生き様はアゴに出る。というのがありまして
過去、何度かこのブログでもアゴについての考察をしてきました。

アゴというのは私の経験からして「我」の強さが表出するポイントです。
立派に成長したアゴを見ると、
そのアゴが「私はここにいる!」と叫んでいるようで
なんだかじんわりほっこりな気持ちになります。
昔のドラマ「彼女たちの時代」の主題歌
HappyTomorrowが聞こえてくる気がします。
 
さて、アゴというのは男女問わず「我」の表出ポイントでありますが、
特に女の生き様としているのは男性よりも女性の方が目立つからです。
男は顔が比較的ゴテゴテした凹凸の激しい人が多い、
かつ、顔面の筋肉が発達した人も多い、
というところから、女性に比べて目立たないケースが多いです。
髭を生やした日には、さらによくわからなくなります。
 
しかし、女性は
そもそもの顔の骨格の凹凸が男性より小さい、
アゴ周りの筋肉も男性より少ない、
ということからアゴの発育が男性よりわかりやすいという特徴があります。
 
かくいう私も昔に比べると痩せたからというのもありますが
昔の私比で、アゴが発達したように思いました。
テレビなどで横顔が映るとき、明らかにアゴが以前より主張しているのです。
「私はここにいる!」と。
 
私はおっさんでもありますが、
比較的顔の凹凸がすくない、
顔の筋肉もそんなに発達していない、
アゴ髭がないというところから
女性と同様の発育状態を見ることができるタイプだと思っています。
 
そんな私の経験を振り返り、
どうしてアゴが発達したのか、
昨日はボージョレヌーボーにまみれながら考えていました。
 
飲んでいる席で隣に座っていたお姉さんがユニークな
お顔立ちをしていたので、
お酒の勢いに任せて「○ス」「○増」と
言いそうになりましたが、
良識あるレディーである私はグッと言葉を飲み込みました。
 
このお店はお友達が経営をしていて、
そこの大事なお客様だから、酷いことを言って
気分を害させてはいけない。
 
私は言葉をグッと飲み込みました。
その時です、私のアゴに不思議な力が入り、
アゴアゴの周りの筋肉が躍動しているのを感じました。
 
そう、言葉を飲み込むということはアゴの発達に少なからぬ
影響を与えるのです。
言いたいことを我慢して飲み込む。
でも自分の中の「我」が
「飲み込まれるのなんか嫌だ、私はここにいる!」という
主張をアゴ周辺でするのです。
 
私はこういうことが積み重なるとアゴが段々発達するという
システムに気がつきました。
我慢したり、飲み込んだり、作り笑いをしたり、
我を殺した経験が多いほど、アゴにその飲み込んだ「我」が現れる。
 
昔からアゴが発達した人は我慢強いと思っていましたが、
昨日あらためてそのシステムに対する理解が深まった夜でした。