原因と結果

リアルな人間というのは巨大な情報の塊だということは
今までも書いてきました。
そしてその情報は過去の蓄積と結果を意味するということは
何となくわかっていたのですが、
昨日、行きつけのバーで、
いつものようにコテンパンにやっつけられている時に
ふと、隣に座った方が私を指差し、
 
「ここに原因と結果があるのよ」
 
と言われ、あぁそうか、と目からウロコが落ちたので
備忘録として書き留めておきます。
 
英語でいうと
You are what you eat.
You are what you think.
You are what you buy.
などのようにやってきたことの結果物があなたです。
という類のことはパッと頭でわかっていたのですが、
言われてみれば、このような結果になった原因も
同じところにあるという視点にはあまりよく気がついていなかったと思いました。
  
人間は原因と結果が服を着て歩いているようなもの。
  
結果だけを取り繕えば取り繕う程、ほころびが見えるのも
そこにそうなった原因がはっきりあるからなのです。
  
つまり、一瞬をごまかせば良いということではなく
そこに原因と結果があるのだから
いろいろバレバレだということ。
結果だけを取り繕うというのはあまり意味がないなと、
やっと腑に落ちたのでした。
  
大人になって、段々自由になっていく人というのは
こういった事象を肌で感じて直感的に動ける人なのだなと
思った次第です。