笑顔の意味

笑うという行為について
客観視をした状態で、ギャップ/落差を感じて
そこに面白さを発見し、笑うというのが
私の中での今までの定義でしたが
昨日、その構造ではない別の回路を発見したので、
備忘録として書き留めます。
 
昨日歩いている際にふと頭の中に
笑顔=DONE
というイメージが浮かびました。
 
DONEというのは、会社などで「処理済」「決済済」といった案件のことで
いわゆる処理が済んだものという認識の案件を指します。
 
そして、このイメージから笑うというのは
自分が思っていたのと順序が違うのではないかと思いました。
まず
ギャップ/落差を感じ、
そこに面白さを見出すために、
客観視して、そこを埋める何かを見つける行為。
つまりある種のなぞかけ行為なのではないかと。
 
そう考えるとなぞかけのねづっちさんでお馴染みの
「整いました!」という状態の気持ち良さが生まれて
それが笑顔を作っているのかなと。
 
頭の中で処理が済んで整った状態の気持ち良さ。
それも笑いというものの一つの本質なのではと思ったのです。
 
テレビのバラエティーの世界などでボケ、おばか、つっこみ
というキャラが重宝されていますが、
それは視聴者に計算を成立させやすくしてくれるから
計算式を痛快に解いてくれるから、
なのではないでしょうか。
  
みんな整う快感を求めているのです。
なぜならリアルでは難解なことが多く、なかなか整わないのです。
後は日本人の気質でしょうか。
几帳面に「整えたい」という欲求が
お笑い好きの国民性を作っているように思います。
 
そう考えるとリアルでも笑っている人間というのは
いつも何かにオチをつけたり、処理をしたりする人に思えます。
だから私はいつも笑顔の人、笑いの絶えない人というのは
実はおっかないなぁと思いながら見ていました。 
笑いながら処理をして冷徹な判断をされることが多いのです。
もしくは作り笑いの場合でも、そこに笑って片付けてやろうという
何がしかの意志というものを感じて、おっかなさを感じます。
まぁ、お仕事の場合それが当たり前なのですが。
  
仕事ができる人ほどよく笑っている。
  
ということで今日もニヤニヤ笑いながら
仕事をするのであります。
  
ちなみに私はつっこみどころが多いけど
謎の多い問題でありたいと思っています。
わかりやすい問題にはなりたくない。
ふふふ。