ネット世論とリアル

錨のような人間の習性について
このところ書いていますが、
この習性は
私が最近気になっているネット世論の形成にも
影響を与えているような気がしたので
書き留めておきます。
  
私が考えるに
ネット世論を形成している人は
真面目な人間だと思います。そして普段は物静か。
文字情報が好きというところから
理性的、論理的に物事を進めたいタイプ。
上記の特徴から、優等生タイプの人間が多いのではないかと
推測しています。
  
そしてそのリアルでの真面目で優等生的なベクトルが
反作用的なアンカーとして、
突如ネットの世界では過激な論調に変わる。
  
どこかに
「こんなに自分が真面目にやってるんだから
ふざけた人間にはこのくらい言っていいんだ!」
というものを感じます。
  
アンカー(錨)を使って、バランスを取りながら人間は生きている。
  
だからもっと彼らはふざけた方がいいのです。
「あいつら、みんな女装とかしねぇかな」と、私は時々思います。
ふざけているものの代表で、最下層的な扱いを受けることも多い女装を
経験してみると、違った視点が手に入るんじゃないかなとか思います。
女装で同じこと言ってたら、別の意味で好きになりそうですが。
    
あと、文字情報だけで興奮し過ぎであると思います。
だったら、現地に行ってみてみれば、話してみれば。と思います。
私は隣の国とかその隣の国にも行ってみたけど
そんなに嫌な思い出はありませんでした。
(最低限のルールとマナーは守っているので)
近々観光にも行きます。
  
観光でお金を使いたくないとか、
そんなこといったら、あらゆる情報収集活動は無駄になりますし
いい所を盗んできてやろう位の気持ちで私は観光に行っています。
(実際に仏像とか物を盗むのは法令違反ですし、
      国際法的にも誤っているのでしませんが)
  
日本は素晴らしい国ですが
見習う所がまったくないほどいい国とも思っていません。
   
そして
私は言葉を愛しています。
そんな私から見て、
どうしても、ヘイトスピーチや、祭り、炎上に用いられる言葉が
好きになれません。
  
本当に言葉を大事に思っているなら、あんな使い方は出来ないはずです。
言葉は道具ではありません。自分の魂の分身です。
  
それにやり返すならリアルでもっと陰湿なやり方があります。
あのような表現、私だったら絶対に使いません。
  
もっとリアルでふざければいいのに。
  
そうしたら、逆のアンカーが働いて
面白いことに気がつけるような気がします。
 
まずは女装からどうでしょう?
ねぇ? ふふふ。