シークェンスに込めたテクスト

私はたくさん女装が呼ばれている中で
ショウをすることが多いです。
そうすると数々の女装に混じって
1曲だけ披露ということになります。
  
そういう場合はインパクト重視のものを用意することが多いのですが、
本当はそういうインパクト勝負というのがあまり得意ではありません。
  
容姿が容姿なので
私は出オチキャラっぽく見られますが、
昔から出オチで終わったと思われるのだけは避けようと
私なりに工夫や努力はしているのです。
  
出オチで終わりになってしまうと
そこから先の時間がいたたまれなくなるんです。
お客様に飽きられて、時間を気にされる。
それはパフォーマーにとって、恐怖です。
  
だからちょっとずつ小出しにしながら
自分の世界にじわじわ引きづりこみたいという欲求を
いつも抱えています。
  
でもそうは言ってもなかなかワンマンショウ
というのは機会がないのですが
私は自分で交渉したり、頼まれたりで
年1回とか年2回とかの割合でやらせていただいてきました。
本当にありがたいお話です。
このワンマンショウが女装力、ショウ力にとても
良い影響を与えてくれます。
  
だいたい20分くらいの時間を任されることが多いのですが
選曲したもののシークェンス(連続)の中に
何らかのストーリーが宿るように考えていつもやっています。
  
当たり前といえば当たり前なんですけど。
自分のやりたいことと、お客様のことを考えながら
曲目の選択とか曲順とか曲間のトーク部分を考えるのが
とても楽しいのです。
 
もしも若い女装の人がこの零細ブログを見ていたら
何個か20分もののショウを作ってみると面白いですよ。
  
そんな私は11月に去年2DAYSやったメゾフォルテの16周年で
1DAYのみ20分ほどのショウをいたします。
一晩に同じものですが4回から5回くらい行います。
女性も入れる予定です。
今年はあの女優さんが私の中で熱いので、あの女優さん特集ということで
ショウを構成しました。
  
11月の24日(日)を予定しています。
詳しいことが決定したらまたこちらで告知いたします。
   
私のシークェンスに込めたテクストを感じ取ってください。
ふふふ。