きんちょうかん?

最近、いろいろなところで偽装問題が発生しているようですね。
私もニューレディーと言いつつ
実物は古いおっさんじゃねーかという偽装疑惑をもたれつつ、
活動しておりますので、他人事とは思えない事件です。
   
船場吉兆のささやきおかみが話題になった時に
世間から非難を浴びていたのも同じような理由だったように思います。
(ただし船場吉兆は食べ残し食材の使い回しや賞味期限切れ商品の販売などもあったので
今回の食材と産地の偽装問題より根が深かったですが)
  
偽装というのは良くないことです。
ただ、ここで敢えて非常識なことを言わせていただくと
悪いのは一方だけでしょうか。
  
高い店なら高い店なりの味について、指摘できる舌を持った客がいなかったのか?
料理の情報を文字情報だけで理解して満足している客が多くなかったのか?
客も安いコストで高い品質のものを店に要求しすぎた面はなかったのか?
  
もちろん悪いのは偽装した店側です。
景品表示法という法律にも抵触している可能性もあります。
でも、私が感じたのは値打ちや価値のわからない客が増えたから
神様でない店側が客をナメた。
私たちは完全にナメられたのです。
  
ナメられる私たちにも原因があった。
  
そこをしっかり理解しないとこの問題は根深いと思います。
  
お客様は神様ではない
というのは最近よく言われていますが
そのカウンターパートの店側も神様ではない
  
お互いの心地よい緊張感が良い品質を維持させる
だから、たとえば女装にもそんなに甘やかすことはしないでください。
何でも笑ってくれるとか、女装がバカになります。
  
ただ、その分いい女装にはコストをかけてあげてください。
ショウを観に行く、店に行く、ご馳走する。
でないと私も神様でないので、ナメてかかるかも。
なんてね。
  
ふふふ。