東西女装の違いを端的に

昨日、ある会話から東西女装の違いはどんな違いがあるのか?
という問いがあり、
ペラペラと話していたのですが、
すごくわかりやすい表現が自分の中から出たので
備忘録として書き留めておきます。
  
東西女装の違いとは阪急百貨店と伊勢丹の違いに似ている。
  
まああ。これは適切!
と自分で感心したのです。
  
女装というのは下記の昔の記事にも書いたとおり
その人の抱く女性像の具現化されたものです。
  
君の昔を - http://d.hatena.ne.jp/nikuyo/20120606
   
女性像の形成に大きく影響を与える人物は
往々にして母親であることが多いので、
前の記事では女装を見るとその母親の面影というものが見えてくる
ということを書いていました。
  
つまり女装というのは女性に対するのファンタジーの具現化です。
同じように百貨店というのも、
女性へのファンタジーの具現化です。
  
お買い物の王様は女性。
特にデパートは女の城と言い換えられます。
女性に喜んでもらえるべく、
女性たちのファンタジーを具現化したお店を作ります。
  
厳密に言うと、デパートの中心部分はおっさん達が中心になって作っているので
おっさん達を多く含んだ集団の
女性に対するファンタジーを具現化したものになり、
イコール女装と相通ずるということになります。
  
そして東西の百貨店の王様といえば
伊勢丹と阪急です。
というわけでこの二つの比較というのが
東西女装の比較にも通じるものがあるなぁと思ったのです。
  
言われてみれば
宝塚の劇場文化や京都文化を結ぶ阪急沿線の象徴、
阪急百貨店と関西女装
ファッションやモードの象徴の伊勢丹と東京女装
  
相通ずるところはありそうです。
  
と、言いつつ、私も東京女装なのですが
どちらかというと関西女装に近いタイプ。
簡単には割り切れませんが、
大雑把な傾向を人に説明するには
端的でわかりいやすいものだなと思いました。  
  
そう考えると
地方都市の女装も
福岡だと岩田屋女装とか札幌だと丸井今井とか
その百貨店と共通点があるのかしら。
ふふふ。