騙しちゃいけない人がいる

昨日、人生の筋書きは自分の好きなように変えてよい。
と書いた私ですが
書いている私もけっこう既存の筋書きと戦っているのです。
  
良き息子、良き社会人、良き女装。
  
一つの役割で信頼を得るには
ある程度の責任と約束の履行が求められます。
結婚している人はこれに良き配偶者、良き親
なんてものも加わるのでしょうか。
  
でも良き○○なんて称号、
誰が決めるのでしょうか?
そしてそれは自分や周りを本当に助けるものなのでしょうか。
  
私は嘘が好き、芝居が好きということを書いてきましたが、
一つだけ嘘や芝居をしてはいけない相手、
誠実に接しなければならない相手が一人だけいます。
  
自分です。
  
もちろん自分を騙し騙しがんばる、続けるということも
よくあることですし、私もやったことがあります。
いや、厳密に言うと今も少しやっています。
「ありのままに」なんか生きられないのが浮世です。
選ぶつもりで選ばされる手品のようなものが浮世です。
  
でも騙し続けて破綻して自分が壊れたり、
突如パンクすることの方が
かえって周りに迷惑をかけるのです。
  
自分を騙すならリミットをつける、
時折見返し、何のために自分を騙しているのか
その価値があるのかを振り返る。
そういう作業をしない限り、自分を見失います。
  
私たちはそんな機会を得るために
旅に出かけるのかもしれません。
  
だから、来週の11日(土)Campy!barをお休みするの、
許してください。
なんてね。
ふふふ。