評価されたい人に合わせて育つ

若者とのジェネレーションギャップに戸惑った私ですが
何ゆえそのようになったのかを考えると
そもそも私は昔から若者に興味が無かったのです。
  
肉体的には若い子は目の保養になるのでいいのですが
いつも私は自分より年上に評価されたいと思いながら生きていました。
 
それは末っ子に生まれついた性とでもいうのでしょうか。
  
家では親や姉、親戚
学校では先生、
会社では上司、

いつも上に評価されることを考えていました。
人から評価されよう、愛されようと浅ましい人生ですね。
  
そういえば友人も気がつけば ほとんど私より年上です。
同い年はミッツさん、ダイアナさん、バビ江さんくらいです。
同い年といっても三人ともかなり老成した人たちですけど。
  
かくいう私も、一応アンチエイジングはしていますが、
若者に受け入れてもらうための若作りではなく
賢く年齢を重ねていることをアピールするための
アンチエイジングだったのです。
  
だから営業中も自分の実年齢の話題をバンバン口に出します。
年齢のサバを読む意味がわからないので。
  
多分あと30年くらいは上を見ながら
やっていくこともできるとは思います。
ただ、ジリ貧なのは間違いありません。
時代のスピードや人口動態を考えると、
若い人たちの機微というのも
そろそろ多少は知っておいた方がいいだろうなと思います。
   
ゲイ なかんづく女装なんてものは
多分子育てをしないのだから
子育てから得られる若者事情も意識して
取り入れないと時代に置いていかれます。
  
反面、時代に置いていかれて何が悪いのかとも
思う自分もいて、当面ジレンマは続いていくのでしょう。