マラソン 女装 人生 1

もう皆さん、既にご存知だとは思いますが、
この前の日曜日に東京マラソンに参加し、
フル女装でフルマラソンを無事に完走しました。

そしてその同じ夜、リキティさんのイベント
「歌謡BEATは夜更けまで」で
しばたはつみさんの30分もののショウを無事成功させました。

今年40歳を迎える私にとって、
30代最後の挑戦であり、
自分の女装力を試す場所だったのだと思います。

私はずっとX脚の肥満児でした。
学校のマラソン大会では中学校の卒業まで
ビリかビリ争いしかしたことがありません。
そのくせ、長距離走を観るのは大好きで、
特に女性のマラソンは大好物でした。

私が一番最初に好きになった選手は
当時千葉県に住んでいたこともあり、
増田明美さんでした。

増田明美さんの走りはとてもドラマチックで
走ることで何かを語っているように思えました。
その後、解説者としても勉強家で能弁な所を見ると、
本当に走りながら、何かを語りかけていたのだと思います。

それをきっかけに佐々木七恵さんや浅井えりこさんが好きになり、
たまたま小さい頃に観たNYCマラソン優勝のゴーマン美智子さんの
映画の影響もあり、マラソンに関しては、その前段階の駅伝、
トラックの長距離種目の成績まで抑えるほど好きになったのでした。

そうやって観ていくと段々とマラソンの背景、コーチにまで
興味が行くようになり、小出監督がこれまた千葉県出身で
適当な感じだけど勘所を抑えた選手のマネジメントが好きになり、
本も2・3冊読んでいます。

とにかく、長距離走を観るのがこんなに好きなのに
走れない自分が悔しくて、成長期に
肥満児からぽっちゃりさんくらいになったのを機に
勉強の間に練習し、高校のマラソンでは
真ん中より少し遅いくらいでゴール出来るようになったのです。

真ん中より遅いので、誰も褒めてくれませんでしたが、
万年ビリだった自分にとっては凄く嬉しいことでした。
この小さな小さな成功が今回のチャレンジをする
大元のきっかけだったように思います。

それ以来、長距離走を課されることは人生でなく、
女装と仕事とその他諸々で持久力はたまにジムで行う
有酸素運動くらいでした。

でもマラソン好きは続いていましたので、
機会があったらやってみたいなとも思っていました。
特に東京マラソンは自分の大好きな美しい東京の街を
走れるということで、抽選に応募して続けてきましたが、
ずっと外れ続けてきました。

それがついに当たったのです。

出るしかないでしょう。
40歳を手前のラストチャンスだと思いました。

まだまだ書きたいけど、ここまでで長くなり過ぎたので
今日はここまで。
ほほほ。