北の国のスポーツ

ウインタースポーツといえば
オカマ文化圏で青春を過ごしたため、
フィギュアスケートなどは良く見ています。
私は不器用な真面目さと男らしさに惹かれて
浅田真央さんがとても好きなんですが、
今日はフィギュアの話題はしません。
 
最近真央さんと並んでオリンピック金メダル候補として
スキージャンプの高梨さんがよく取り上げられていますが、
その報道を見るたびに、
スキージャンプについて思うことがあるので、それを取り上げます。
 
まず、批判を覚悟で書きますが
あれ、スポーツなんでしょうか?
私は高所恐怖症のところもあるので
罰ゲームいや罰にしか見えません。
 
アルペンスキーなどは移動手段としてのスキーから
娯楽へと転化していった歴史をなんとなく想像できるのですが
スキージャンプだけはまったく理解できません。
100mの助走から空中へジャンプ
高所の恐怖心だけでなく、スピードの恐怖。
そして、たぶんミスをしたら死にます。
アルペンなどの怪我というレベルではない衝撃。
水泳の高飛び込みをも上回る恐怖の重複。
 
発祥はフィンランドオーストリアあたりなのでしょうか。
とにかく北の国の人の発想と言うのは
暖かい千葉県で育った私の発想を遥かに超えています。
 
なぜそうなのか、
私はどうしてもそこに風土が影響しているような気がしてなりません。
北の国の人は痛点もしくは恐怖を感じるレベルが
暖かいところで育つ人より高いのではないかと思ってしまいます。
 
冬は外に出続ければ確実に死に、見渡す限りは銀世界。
環境における死との隣り合わせ度
自然に行動を抑制されている度
という点でまず南の国の人の何十倍もあると思います。
  
そういう環境の中でも住み続けると
その自然を克服してやろう、負けない自分でいようという
強い気持ちや勇気のようなものが育つのではないでしょうか。
きびしい環境で育った方が、強い気持ちが育つ。
  
スキージャンプはそんな強いハートの持ち主しか
挑戦できないスポーツのような気がします。
あまりにも他のスポーツに比べて、乗り越えなければならない
恐怖心が多いと思うので。
  
そんな妄想を抱いてしまうと
ますます北の国の人に対する思いが強くなっていくのです。
特に札幌以外の北海道。
  
東京はサクラが満開ですが
北海道は春の訪れがありましたか?
  
ということで4月くらいにふらりと
北海道を訪ねてしまいそうな私がいます。
ラブ北海道。