金沢慕情

この週末、またひっそりとおんな一人旅に行ってまいりました。
林真理子先生や内館牧子先生もお気に入りの街、金沢です。
初めて訪れてみたのですが、本当に風情があって良い街だと思いました。
去年あたりから国内をいろいろと訪ねてみましたが、
(福岡、名古屋、伊勢、岡山、高松、広島、出雲、熊野、大阪、京都)
一番好きかもしれません。
 
今回の旅の目的は
・白山比め神社にお参り(スピリチュアル!)
金沢21世紀美術館で美術鑑賞
兼六園をお散歩
でしたが、ちょうど百万石まつりが開催されていて
絶好の観光シーズンだったようです。兼六園もタダで入れてしまいました。
  
街全体に感じたのは、数年前にJRのコマーシャルでやっていた
「JAPANESE BEAUTY ホクリク」というコピーです。
http://www.youtube.com/watch?v=BlOqVfm0Mqw
本当に街全体が日本の古典的なおもてなしの心
華道、茶道、舞踊芸術という和のセンスが生かされていて
道沿いを流れる水路や街を流れる川も情緒があって
公共施設のセンスもとても良いのでした。
私もあのコマーシャルのフランス人気取りで街を歩いていました。

「百万石」推しは御愛嬌としても
戦争での爆撃も少なく、
長い間、都市として栄えたところの文化の蓄積をしっかりと
見せつけられた気がします。

繁華街にも出ましたが、
それなりに品が良く、それなりに下品もあり、私好みです。
美人さんが多い土地ということもあり、
男性も美しい造作のかたがたくさんいました。

夜は一般ホモさん気取りで、片町を流してみましたが、
今回は会えなかった金沢の友人がお店の方に吹聴+
東京での知り合いがたまたまいて
私の女装アウティングが行われました。
なので夜の収穫は何もありませんでした、
でも、いいんです。
旅の恥はかき捨てという言葉はレディーの辞書にはありません。
好きな街を去る時は次にまた堂々と来れるように美しく去らないと。
 
私、毎週通いたいくらい好きかもしれません。
今度は日本海がみたいです。
またふらっと行ってしまうかもしれません。
ラブ金沢。