If→Maybe

9月はこまごまと失敗をしたり、
挫折をしたりで、個人的にはとても勉強になった月です。
最後は自転車でこけましたし。ふふふ。
  
その中でもこれからの活動において
勉強になったことがあるので忘れないように書き留めて起きます。
  
9月に気が付いたことは
人はいつもIf(もしも)ということを考えているということです。
人生は毎日が選択の連続で
みんなどこかに「もしもあの時にあの選択をしていれば、、、」
ということを抱えながら日々を生きているのです。
  
後悔もあるし、良かったと思うこともある。
  
だからこそ人は舞台やエンターテインメントなどのフィクションに
自分のもしもの人生を投影するのです。
そしてそこにエンターテインメントの存在価値があるのだなと思ったのです。
  
なので舞台に上がる場合は
もしもこういう選択をしていったらこういう人生になる
というストーリーを感じてもらえるような人であらねばならないなと。
  
殊に私は不器用で臆病なレディーなので
せめて自分がショウの中、歌の中で設定した人物、
その誰かという存在になるためには
もっと一生懸命にならなければいけない。
下手ならせめてその世界を壊さないように一生懸命に。
ということを切に考えるようになりました。
  
不器用な私ですが、
明日5日も女装してお店に入り
明後日6日も女装して舞台に立ち
来週12日も女装してお店に立ち
13日には女装して歌ってる、、、
  
女装浸りな人生ですが
女装というあり方を選んだ自分が
選ばなかった人達にこういう生き様もあるんだとか
女装を選んだけど不安だなと思っている人に
こういう女装もいるから「ま、いっか」とか
女装とは関係ないけど、こういうやり口があるんだとか
  
そういうifを考えるきっかけになったら
面白いなと思います。
  
私が誰かの選択結果を見て影響を受けているように
私も誰かの選択に影響を与えるかもしれない  
観てくれている人の心の中で
If(もしも)→Maybe(もしかしたら)になるかもしれない。
  
そう思うとショウほど素敵な商売はない
というのは本当かもしれないと思ってしまうのです。