時の壁

一昨日ふと、私の夢に「時の壁」というものが表れました。
それは黒い壁で
  
機が熟さない時に何かをしようとすると出現し、
前にできたことを一定の間の時間を空けて再度行おうとすると
また出現し、私が何かをしようとすると跳ね除けてくる。
  
私はその壁の前で途方にくれたり
対策を考えたりしていました。
 
そしてその壁はだんだんと自分に迫ってきて
いつかその壁に飲み込まれる。
  
恐怖ということは考えなかったのですが
時間という概念、老化という概念が
夢の中でふとビジュアル化して出てきて
びっくりしました。
  
刑罰の中で
長期にわたる懲役刑というのは
物理的な刑務所の壁だけではなく
時の壁を作ることで世間と断絶させ、自らも老化し、
出所した時に途方に暮れさせるということを目的としているのか
と当て所もないことをまた考えたりしていたのです。
  
私は中島みゆきさんの歌世界で育った人間なので
そんな「時の壁」に体当たりして超えようとする人が好きです。
たとえそれがうまくいかなくて死んでしまっても。
♪身をよじって、解いてゆくー
  
わたしもそんな人になれるのかしら。
今日は個人的備忘録です。
  
そんなの公にすんなですね。
すみません。