中高年女装のススメ

昨日は生きることはたたかいだということを
書いた私ですが、
たたかいばかりじゃ疲れますよね。
  
ずっとそればかりだと
何のためにたたかっているのかもわからなくなります。
  
そんなこと、他の動物は考えていないんですが。
   
生きることの本質がたたかいであることは変わりないのですが
それを継続するために
人間はライフストーリーを考えるのです。
たたかいに物語を与えて別のもののようにします。
  
たとえば
冒険だったり、ロマンスだったり、ゲームだったり、
社会的役割だったり、家族だったり、
ハートウォーミングだったり、コメディーだったり
サスペンスだったり、トラジェディーだったり。
  
そうやって味付けをして、意味づけをして、
長く生きていくためのたたかいを続けるのです。
  
そこで若い盛りを過ぎたオカマ及び独身男女の生きる力は
急速に衰えます。
ロマンスからも縁遠くなったり、家族もない。
冒険やゲームをするにしても体力が落ちてくる。
  
希薄になったストーリーを埋めることができずに
たたかうことに疲れ、生きる気力を失う人が
中高年以上のオカマを含めた独身男女には多いです。
  
事実、寿命も独身男女の方が結婚をしている男女よりも
短いというデータがあります。
周囲のオカマたちも中高年以降に欝になる人の割合が増えています。
  
それは自然の摂理なのかもしれません。
だから私はそういう人にがんばれとも言えません。
負けないでなんて言えません。
  
ただ、一つ言えるのはそんな時はバカバカしいことをして
気分転換をすること
視点やものの見方を変えると新たな物語が見えてくるかもしれません。
  
だからこそ
中高年にこそ女装体験を
というのが私の持論です。
  
バカバカしいですが、違う視点が得られます。
ストーリーの枠から飛び出して
トリックスターの気分を味わうことで
何か別のストーリー展開を見つけられるかもしれません。
  
悩んでいるおじさんを見つけたら
おふざけで女装体験を勧めるというのも
もしかしたら人助けなのかもしれませんね。
  
おじさんなので、頑固そうだから
おっかないので、無理に勧める必要はありませんが。
ふふふ。