大人のかくご

いや、ね、
私も意地悪な女だったのでね。
やったことはかえってきましたよ。
  
たとえば
早慶上智旧帝大以外は専門学校だとか言ってたら
その他の学校を出た素晴らしい人たちに
痛いほど勉強をさせられましたよ。
立ち直れなくなるくらい
自分のアホさを教えられました。
  
たとえば
後輩に威張っていたら
総スカンを食らって、干されたりしました。
  
やってみなければ
わからないことですが
自分がやったことはかえってくるものです。
  
情けは人のためならず
なんていいますが
自分の為という意味でも、人の為という意味でも
やったことは必ずかえってくるのです。
  
汚い言葉を
リアルでもネットでも撒いている人は
いつかその言葉が自分にかえってきます。
  
それが言霊というものです。
  
他人を傷つける、貶めるために使った言葉は
自分のことも必ず傷つけます。
何の気なしに発した言葉に
自分が縛られたりします。
  
もちろん傷ついたことによって成長できて
今があるので、仕方ないことだったのかも知れないけど
  
でもね、命にまつわるくらい
ひどいことは言わないほうがいいですよ。
簡単に死ねとか、死んだほうがいいという人は
自分も簡単に死ぬことになります。
  
そもそも自分のことも大事にしていないから
人に死ねなんて簡単に言えるし、
実際に殺人もしてしまうこともあるのです。
  
私は死ねという言葉だけは使いませんでした。
だってひねりがないから。
だって自分が可愛いくて、それを言われたくないから。
  
それ以外の言葉を知らなかったら
ボキャブラリーを増やす努力が必要です。
もっと相手に刺さって、だけど面白くって
使った自分の教訓にもなるような言葉があるはずです。
そのために本を読んだり、勉強をするのです。
  
それでも
傷つけ傷つくことも承知の上でも
やらないといけないこと、
言わなければならないことも
時々あって
そんな時に自分の中で踏ん切りをつけるのが
「覚悟」というのかなと思うのです。
  
かえってくる痛みを覚悟して
言動を行うことが大人なんだと思います。
  
大人ってたいへんね。
特に美人だと。
ほほほ。