パーティー嫌いの克服

昨晩、とあるパーティーに出席しました。
賑やかな場所は久しぶりです。
そこには老若男女とてもたくさんの人がいて、
いろいろなセクシャリティの人がいました。

実をいうと、
前までは年齢や肩書というものをとても気にしていました。
自分と幾つ差だとか同い年とか同じ学年とか。
それによって先輩後輩をわけて接していました。

同い年の子だと、特に変な競争意識を持ちました。

私は偏差値教育のど真ん中に学生時代を送っていたので、
学生の頃は試験の後に出る優秀者リストに名前が出ることや
全国で何番だったとかをいつも気にしながら生きていました。
勉強の競争大好き、順番づけ面白い、勝った負けた、上がった下がったで
一喜一憂という感じで生きてきました。

社会人になった後も、さりげなく相手の職業、勤務先、収入など
偏差値と同じような物差しでチェックしていたように思います。
自分と比較して、それで落ち込んだり、発奮材料にしたりで
けっこう振り回されて生きてきました。

でも、最近ようやく本気でそういうのはもうやめようって思ったのです。
客観的に見える一般的な物差しはいったん脇において、
目の前にいるその人をよく見て、感じたことを大事にしようと思ったのです。
その人の姿かたち、表情、話の内容を大事にしたいと思うようになったのです。
なぜか?
そこには年齢・肩書よりももっと大切な現在、未来に関する情報がたくさんあるからです。

年齢、肩書はその人の軌跡でもありますが
大事なのは今とこれからです。
今の私は過去の軌跡に振り回されるよりも
「自分は今こうである。この先こうありたい。」というのを知りたいのです。

まずは自分自身に問いかけて
私がいつでもそれを人に伝えられるようにしておきたいです。
今までパーティーのような賑やかな場所は苦手でしたが、
年齢・肩書に捉われない出会いをしていくチャンスの場だと考えると
悪くないなと思いました。

でも明らかに年下の人からタメ口をきかれるとキレる私。
まだまだ修行が必要です。