I don’t care.

私達、道徳を教えるために仕事しているのでしょうか?
私生活が綺麗でなくちゃ、テレビに出ちゃいけない。
それじゃどなたでしょう、テレビに出る資格のある方?
  
と映画「Wの悲劇」の羽鳥翔先生に一喝して欲しい今日この頃です。
  
確かにテレビは公共放送を除いて、
スポンサーがお金を出して成立していて、
そのスポンサーも株主などのステークスホルダー(利害関係者)の意見や、
消費者の意見を無視できない状況になっています。  
しかも企業活動もコンプライアンス(法令順守・人権尊重)を重んじる
ようになっているので、その流れは確実に番組制作においても影響があります。
公共放送においてもステークスホルダー(利害関係者)は
受信料を払っている視聴者になるので、同様の傾向があります。
  
確かに、テレビは影響力が大きいので
番組内容で不適切なことというのは
やってはいけないことだというのはわかります。
でも、その出演者の私生活まで気にしなければ
いけないのでしょうか?
  
私生活が駄目なら
仕事しちゃいけないのでしょうか?
  
仕事ってそういうものなのですかね?
    
身の回りで仕事外で不倫している人は仕事下ろされるのでしょうか?
  
仕事ってそういうものなのですかね?
  
私生活が綺麗か汚いかなんて主観的なもので
世の中の常識だって、常に変わり続けています。
  
それに対して仕事ができるできないは
結果や実績に基づいていることが多いので
私はどちらを優先させるかといったら
結果や実績を優先する人間です。
 
人気商売と言いますが、
人の気持ちほどアテにならないものはありません。
だから、職務能力が高いあの方がどうかお仕事をやめないで
続けることを私は願います。