親しみ易さと礼儀

親しみ易さというのは重要なことですが
親しみ易さを重視すると、安く見られるということもあります。
  
私は営業中はふざけつつも
徹底して人間観察しているので、
酒の勢いでボディタッチを試みるお客様なども
冷静に見ています。正確に言うと観察、分析しています。
  
皆さんはどうでしょう。
自分がよく知らない人から急に、
しかも好奇心旺盛な顔をして触られたら
どんな気分になるでしょう。
  
私は正直なところあまり良い気がしません。
  
なので、そういうことはしないように
やんわり注意をして離れます。
  
同様にあまり親しくないのに犬や猫を扱うのと同じ感覚で
スキンシップを取ってくる方もいらっしゃいます。
私はそのように扱われるのが嫌なタイプの人間です。
  
でもその時のお客様の顔をいつか何かの際のネタとして
覚えておこうと思ってギリギリまで観察します。
  
自分がされたら嫌なことを人にしないというのは
コミュニケーションの基本だと思うのですが
それを忘れて社交場に出てくるというのは
どういう了見なのかと不思議に思います。
だから徹底的に見てしまうのです。
  
そういうことをされる方については
一定の傾向が掴めてきましたが
企業秘密なので、ここでは言いません。
ふふふ。
  
ですが、触れられるのを恐れてツンツンしていても
お高く止まっていると思われてしまうので
お店では極力ニコニコして過ごします。
お店に立つということはこういう修行と観察の場なのだなと
改めて思います。